ブラック・ローズ・ドラゴン Black Rose Dragon

種 類 | シンクロ・効果モンスター | レベル | 7 | |||
属 性 | 炎属性 | 種 族 | ドラゴン族 | |||
攻撃力 | 2400 | 守備力 | 1800 | |||
【ドラゴン族/シンクロ/効果】 チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 ①:このカードがS召喚した時に発動できる。フィールドのカードを全て破壊する。 ②:1ターンに1度、自分の墓地から植物族モンスター1体を除外し、相手フィールドの守備表示モンスター1体を対象として発動できる。その相手の守備表示モンスターを表側攻撃表示にし、その攻撃力はターン終了時まで0になる。 | ||||||
初 出 2008年7月19日 CROSSROADS OF CHAOS(CSOC) | ||||||
制 限 09/09/01~10/08/31 |
シンクロ召喚成功時にフィールドのカードを全て破壊する誘発効果、墓地の植物族モンスターの除外をコストに、相手フィールドの守備表示モンスターを攻撃表示にし、その攻撃力をターン終了時まで0にする起動効果を持つ『ローズ』『ローズ・ドラゴン』シンクロモンスター。
①は、シンクロ召喚に成功した時に、フィールドのカードを全破壊する効果。
シンクロ素材に制限がなく、レベル7を揃えられるデッキであれば容易に盤面をリセットできる。
特に、1枚からこのカードのシンクロ召喚に繋げられる《デブリ・ドラゴン》は、このカードの存在がその評価に少なからず影響を与えている。
また、任意効果であることから、強制効果が発動する前に全破壊効果を発動できるだけでなく、他の任意効果と都合の良いようにチェーンブロックを組める。
一方で、「時、できる」効果であり、例えば何かにチェーンして発動した《フォーミュラ・シンクロン》の効果でチェーン2以降にシンクロ召喚された場合には、この効果はタイミングを逃す。
②は、墓地の植物族モンスターを除外することで、相手の守備表示モンスターを攻撃表示に変更しつつ、その攻撃力をターン終了時まで0にする効果。
リバース効果には警戒したいが、裏側守備表示のモンスターも選択できる。
①の効果が強力かつ唯一性が高いことから、この効果を無視して採用されることが殆どであるが、採用率の高い《ダンディライオン》《グローアップ・バルブ》などをコストに発動するシーンはしばしば見受けられる。
手軽に全体除去が行えるため、レベル7のシンクロ召喚ができるデッキ全般に広く採用される。
この効果が通ればその後の展開を妨害される心配は手札誘発くらいなもので、このカードのシンクロ召喚や①の効果が無効にされたとしても、相手の妨害カードを1枚消費させることには成功している。
全体除去を苦手とするロック系のデッキなどは、このカードの登場以降ほぼ全てのデッキにメタられている状況に等しい。
補足
①の効果に関する補足。
- モンスターゾーンで発動する誘発効果。
- このカードを含む、自分・相手フィールドに存在するカードを全て破壊する。
- シンクロ召喚に成功した直後にのみ発動できる(チェーン2以降で発動した効果によってシンクロ召喚されたなどの理由で、このカードのシンクロ召喚の後に別の処理が行われた場合には、タイミングを逃す)。
①の効果に関する補足。
- モンスターゾーンで発動する起動効果。
- 対象を取る。
- 裏側守備表示モンスターも選択できる。
- 攻撃力0の守備表示モンスターも選択できる。
- 処理時に、「その相手の守備表示モンスターを表側攻撃表示にし」の処理を行い、表側攻撃表示にする処理に成功した場合、「その攻撃力はターン終了時まで0になる」処理を行う。
- 表側攻撃表示にする処理と攻撃力を0にする処理は同時に行われる扱い。
- 処理時に、既に攻撃表示になっている場合には、攻撃力を0にする処理は適用されない。
関連ページ
- 『ローズ』
- 『ローズ・ドラゴン』
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