神の宣告

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かみ宣告せんこく Solemn Judgment

種 類カウンター罠
①:LPを半分払って以下の効果を発動できる。
●魔法・罠カードが発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。
●自分か相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。それを無効にし、そのモンスターを破壊する。
初 出 1999年11月18日 Vol.6
制 限 09/09/01~18/03/31 準制限 18/04/01~19/06/30

 ライフポイントの半分をコストに、魔法・罠カードのカードの発動、モンスターの召喚・反転召喚・条件による特殊召喚のいずれかを無効にして破壊できる効果を持つ『神の◯告』カウンター罠。

 ライフポイントの半分という重いコストと引き換えに、その効果は《マジック・ジャマー》《盗賊の七つ道具》《昇天の角笛》の効果の複合と非常に広い範囲で行動を無効にできる万能カウンターで、範囲外なのはモンスター効果くらいなものである。

 初期ライフに近いほどライフコストが重く、残りライフが0へと近づくにつれて軽くなる。
 他の『神の◯告』カウンター罠や《スキルドレイン》《我が身を盾に》のような固定ライフコストを必要とするカード、効果を発動するためにダメージを受ける必要のある《トラゴエディア》《冥府の使者ゴーズ》などのカードよりも先にこのカードを発動してしまうと、その後のゲーム展開でそうしたカードが腐り易くなってしまう。

 《昇天の角笛》同様、チェーンブロックが作られずに行われる特殊召喚に対してのみ発動できる。
 とはいえこちらは、《死者蘇生》《リビングデッドの呼び声》のような「魔法・罠カードのカードの発動によるチェーンブロックを作る特殊召喚」には、魔法・罠カードの発動自体を無効にすることで対応できる。
 また、《デブリ・ドラゴン》《真六武衆-カゲキ》のようなモンスターを特殊召喚する効果を持ったモンスターは、そのモンスター自体の召喚やシンクロ・エクシーズ召喚に対して発動することで、実質的に無効化すれば良い。

 以下は、このカードが無効にできない特殊召喚の例である。

モンスター効果による、チェーンブロックを作る特殊召喚

魔法・罠カードの「効果の発動」による特殊召喚

 このカードは1枚目が一番ライフコストが重く、2枚目、3枚目と発動するごとに必要なライフコストは減っていく。
 そのため、このカードを採用する場合にはフル投入が推奨される。
 ところがこのカードが制限に指定されてからは、環境のインフレに伴いライフを4000(初期ライフの半分)ポイント支払ってでも止めたいカードが存在する状況が増えたことで、むしろ採用率が上がっていった結果、多くのデッキで必須級の扱いを受けるに至った。

  • 自分のカードに対しても発動できる。
  • ライフポイントが多ければ多いほどライフコストの消費が激しいことから、《自爆スイッチ》《活路への希望》といったカードへの対策になる。

補足

①の効果に関する補足。

  • ダメージステップでも発動できる。
  • 自分のライフポイントを半分支払うのは、コスト。

1つ目の●の効果に関する補足。

  • 魔法・罠カードの「カードの発動」に直接チェーンして発動する(カードの発動を伴わない魔法・罠カードの効果の発動にチェーンして発動することはできない)。

2つ目の●の効果に関する補足。

  • 召喚・反転召喚・チェーンブロックが作られず行われる特殊召喚に対して発動できる(シンクロ召喚・エクシーズ召喚・2014年3月21日~ペンデュラム召喚・2017年3月25日~リンク召喚など)。

Q&A

自分のライフポイントが1であるとします。自分は《神の宣告》を発動できますか?

はい、できます。
なお、ライフの計算をする場合、小数点以下は四捨五入されるため、発動後のライフコストは1のままです。

《神の宣告》で召喚を無効にされたとします。その後、改めて別のモンスターを召喚できますか?

いいえ、できません。
召喚を無効にされても、召喚権を消費した事実は残るため、このターンはもう通常召喚できません。

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