転生の予言

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転生てんせい予言よげん The Transmigration Prophecy

種 類通常罠
①:お互いの墓地のカードを合計2枚対象として発動できる。そのカードを持ち主のデッキに戻す。
初 出 2006年11月16日 STRIKE OF NEOS(STON)
制 限 07/09/01~15/09/30

 お互いの墓地のカード合計2枚を持ち主のデッキに戻す効果を持つ通常罠。

 普通に相手の墓地に存在するカードをデッキに戻すだけでは単純にこのカード1枚分のディスアドバンテージを背負ってしまうため、墓地を対象とするカードの発動にチェーンしてその効果を不発にさせて1:1交換を狙うか、枚数アドバンテージを失ってでも妨害するべきカードに対して使いたい。
 このカードは特に後者を目的に採用されることが多く、特定のデッキに有効なサイドデッキ向きのカードである。

 似た役割を持つカードに《D.D.クロウ》が存在する。
 あちらは、先攻1ターン目の相手の展開を妨害することができる・エンドサイクを受けないなどの明確なメリットが存在する。
 一方で、このカードは自分のカードも選べる・より多くのカードを対象に取れるといった点で優る。
 また、除外するかデッキに戻すかの違いにより、一部の裁定が同一でない時期がある。例えば、チェーンブロックが組まれる前の《クリッター》を対象に発動した場合、《転生の予言》であれば2012年9月26日~効果が発動しないが《D.D.クロウ》の場合は2020年3月31日~効果が発動しない裁定に変わった。

補足

  • 対象を取る。
  • 自分・相手の墓地のカードを1枚ずつ選ぶことも、どちらかのプレイヤーの墓地のカードを2枚選ぶこともできる。
  • エクストラモンスターも選べる(その場合、エクストラデッキに戻る)。
  • ダメージステップには発動できない。
  • 処理時に、対象に選択したカード2枚の内、1枚が墓地に存在しなくなった場合、残りのカードをデッキに戻す。

Q&A

《転生の予言》にチェーンして発動した《D.D.クロウ》の効果によって、その《転生の予言》の対象である墓地のカードの内1枚をゲームから除外しました。この場合、処理はどうなりますか?

《転生の予言》の効果処理時に、効果の対象に選択したカードの内、1枚が墓地に存在しなくなった場合でも、残りのカード1枚はデッキに戻されます。

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