暗黒界の取引

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暗黒界あんこくかい取引とりひき Dark World Dealings

種 類通常魔法
①:お互いはそれぞれデッキから1枚ドローする。その後、ドローしたプレイヤーは自身の手札を1枚選んで捨てる。
初 出 2006年11月16日 STRIKE OF NEOS(STON)

 お互いに1枚ずつ手札交換を行う効果を持つ『暗黒界』通常魔法。

 ただの手札交換カードとして使用すると、単純に1枚のディスアドバンテージになるため、捨てることで効果が働く『暗黒界』『魔轟神』や、墓地に存在することでアドバンテージを生むカードと組み合わせたい。
 相手も手札効果を行うことができるため、手札事故の軽減や墓地リソースの確保に繋がる危険性がある。

 明確な欠点として、相手が『暗黒界』モンスターを捨てた場合には追加効果を使用されてしまうため、環境における『暗黒界』の占めるシェアを鑑みて、採用の有無や採用枚数について要検討する必要があるだろう。
 そうした事情から、サイドデッキに入れておき、相手のデッキに応じて枚数を調整するといった構築も考えられる。
 その場合でも、メインデッキにピン刺ししておくことで、状況に応じて《暗黒界の術師 スノウ》から持ってくることができるため、プレイの選択肢が広がる。

 似た効果を持つカードに、《墓穴の道連れ》が存在する。
 あちらは、相手の手札をピーピングできるが、一方で自分の手札も相手にバレてしまう。
 また、お互いに相手に捨てさせるカードを選ぶため、『暗黒界』ミラーでも打ちやすい反面、自分の手札にカードが複数種類存在する場合に望むカードを捨てられない可能性があるなど、一長一短である。

 手札を捨てる前にドローするため、手札が0枚のプレイヤーがいても発動できる。

補足

  • お互いのデッキにカードが1枚以上存在する場合に発動できる。
  • 処理時に、「お互いはそれぞれデッキから1枚ドローする」処理を行い、その後、ドローしたプレイヤーは「自身の手札を1枚選んで捨てる」処理を行う(ドローの処理と捨てる処理は同時ではない)。

Q&A

魔のデッキ破壊ウイルス》の効果が適用されているとします。《暗黒界の取引》を発動し、ドローしたカードの攻撃力が1500以下だった場合、処理はどうしますか?
STEP

《暗黒界の取引》でドローしたタイミングで、ドローしたカードを確認します。

STEP

《暗黒界の取引》で捨てる処理を行います。この時、ドローしたカードの攻撃力が1500以下であるか否かにかかわらず、ドローしたカードを捨てることも可能です。

STEP

ドローしたカードが手札に残っていれば、《魔のデッキ破壊ウイルス》の破壊する処理を行います。

関連ページ

  • 『暗黒界』

このカードを使用するデッキ

  • 【暗黒界】
  • 【魔轟神】
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