血の代償 Ultimate Offering

種 類 | 永続罠 | |||||
500ライフポイントを払う事で、モンスター1体を通常召喚する。この効果は自分のメインフェイズ時及び相手のバトルフェイズ時にのみ発動できる。 | ||||||
初 出 1999年7月5日 BOOSTER3 | ||||||
禁 止 14/04/01~ | ||||||
制 限 06/09/01~09/02/28・12/09/01~14/03/31 準制限 09/03/01~11/02/28・12/03/01~12/08/31 |
500ライフポイントをコストに、自分メインフェイズ及び相手バトルフェイズにモンスターを通常召喚する効果を持つ永続罠。
発動回数に制限はないため、通常召喚できるモンスターが手札に存在し、ライフコストが支払える限り、何度でも効果を使うことができる。
通常のデッキの場合、数回使用すると手札のモンスターが尽きることが多く、このカードが真価を発揮するのは『ガジェット』のように後続を即座に用意できるカードとの組み合わせである(【代償ガジェット】)。
スペルスピードが2であることを活かしてチェーン2以降に通常召喚を行うことで、《神の警告》などの召喚無効や《奈落の落とし穴》などの召喚反応を回避できる。
これは、召喚直後にそれ以前のチェーン処理が入るからであり、先述のカードは発動タイミングを逃すからである。
但しその場合、召喚成功時に発動する「時、できる」効果を持つモンスターも、発動のタイミングを逃してしまう。
フィールドで既に表側表示で存在しているこのカードの効果の発動は、同一チェーン上で複数回行うことができる(カードの発動時は不可)。
これにより、このカードの効果の発動にチェーンして《サイクロン》などの除去カードを発動されたとしても、発動回数の合計が「通常召喚できる回数(空撃ちにならない回数)まで」更にチェーンしてこの効果を発動することができる。
例えば、手札が《グリーン・ガジェット》《グリーン・ガジェット》《イエロー・ガジェット》のみ(且つ場に通常モンスター扱いの『デュアル』モンスターがいない)の時、効果の発動にチェーンして《サイクロン》を発動された場合に、更にチェーンして効果を発動できる回数は2回までである。
なお、この場合にチェーンして発動した効果の処理によって通常召喚した『ガジェット』の召喚成功時効果はタイミングを逃す。
リリース素材があればアドバンス召喚も行える。
通常モンスター扱いの『デュアル』モンスターの再度召喚にも利用できる。
相手バトルフェイズでのモンスターの通常召喚は、除去効果を持つ『帝』などと相性が良く、相手のアタックを妨害できる。
補足
- このカードの発動時に、カードの発動のみを行うか、カードの発動と同じチェーンブロックで「通常召喚する」効果を発動するかして、このカードを発動できる。
- カードの発動のみを行う場合、発動の条件はない(手札に通常召喚できるモンスターがいなくても可)。
- カードの発動のみを行った場合、同一チェーン上で改めて「通常召喚する」効果を発動することはできない。
- ダメージステップには発動できない。
通常召喚する効果に関する補足
- チェーンブロックを作る。
- 500ライフポイントはコスト。
- 対象を取る効果ではない。
- ルール上、1ターンに1度行える通常召喚とは別に、通常召喚を行うことができるようになる効果。
- ルール上可能な通常召喚を行う前に、《血の代償》の効果で通常召喚できる。
- フィールドで既に表側表示で存在しているこのカードの効果を、同一チェーン上で複数回発動できる。
Q&A
- モンスターゾーンに空きがない状態で、効果を使用できますか?
-
状況によります。
手札にアドバンス召喚できるモンスターがいる場合には、場のモンスターをリリースしてアドバンス召喚できるため、効果を使用できます。 - フィールドにモンスターが存在せず、手札が《E・HERO アナザーネオス》1枚のみとします。既に表側表示の《血の代償》の効果を2回チェーンして発動することはできますか(通常召喚 + デュアル)?
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いいえ、できません。
- ――では、更に手札に《デーモンの召喚》が1枚あるとします。既に表側表示の《血の代償》の効果を2回チェーンして発動することはできますか(通常召喚 + アドバンス召喚)?
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いいえ、できません。
このカードを使用するデッキ
- 【代償ガジェット】
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