エレクトリック・ワーム

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エレクトリック・ワーム Electric Virus

種 類効果モンスターレベル3
属 性光属性種 族雷族
攻撃力1000守備力1000
【雷族/効果】
①:このカードを手札から墓地へ捨て、相手フィールドのドラゴン族・機械族モンスター1体を対象として発動できる。そのドラゴン族・機械族モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
初 出 2006年11月16日 STRIKE OF NEOS(STON)

 自身を手札コストに、相手のドラゴン族・機械族モンスターのコントロールを得る起動効果を持つモンスター。

 対処の難しいドラゴン族・機械族モンスターが採用されたデッキに対して機能するメタカードで、基本的には環境に応じてサイドデッキに採用される。
 モンスターの召喚・特殊召喚及び魔法・罠の発動を無効にできる《エヴォルカイザー・ラギア》に対しては、モンスター効果としてコントロール奪取が行えるこのカードが活きる。
 2012年1月24日~《侵略の汎発感染》に妨害される恐れなく《ヴェルズ・オピオン》を奪うことができ、ミラーではサーチ効果を使用することでこのカードの発動により失ったアドバンテージを即座に回復できる。
 《ヴェルズ・オピオン》を苦手とするデッキのサイドデッキに、このカードと《侵略の侵喰崩壊》をセットで採用することで、コントロールを奪った《ヴェルス・オピオン》のエクシーズ素材を外して「X素材を持っている」時の効果を消すことができる。他の『侵略の』カードでも同様の役割は果たせるが、《侵略の侵喰崩壊》であれば、サーチするよりも先に手札に来てしまってもその《侵略の侵喰崩壊》で《ヴェルス・オピオン》の処理が可能であることから、「サーチによるエクシーズ素材の喪失」と同等以上の恩恵を得られる。
 2013年2月16日~【征竜】では、4種類の『征竜』だけでなく、【征竜】で多用される《幻獣機ドラゴサック》も選択することができる。

 効果処理時に対象が裏側表示になっている場合にはコントロールを得ることはできないが、対象モンスターの無力化が狙いであれば、結果として成功しているため問題はないだろう。

 コストとして「このカードを手札から墓地へ捨てて発動」するため、《次元の裂け目》《マクロコスモス》などが存在する場合には、墓地へ捨てることができず発動できない。
 これにより、【次元ラギア】に対しては採用し難いカードといえる。

 機械族への対策としては、他に《キメラテック・フォートレス・ドラゴン》《システム・ダウン》なども存在するため、選択肢が豊富である。

 《バッテリーリサイクル》に対応していることから、「低ステータスの雷族を主軸としたデッキ」などこれを採用したデッキでは、このカードを再利用できる。

補足

  • 手札で発動する起動効果。
  • コストとして、手札のこのカードを墓地へ捨てる。
  • 相手のモンスターゾーンに表側表示で存在する、ドラゴン族・機械族モンスター1体を対象に取る効果。
  • エンドフェイズにコントロールが戻る際、チェーンブロックは作られない。
  • 効果処理時に、対象のモンスターが「裏側表示になっている場合」「種族がドラゴン族や機械族でなくなっている場合」効果処理は適用されない。
  • 効果処理後からエンドフェイズまでの間に、対象のモンスターの「種族がドラゴン族や機械族でなくなっている場合」でも、エンドフェイズまでコントロールは得たままである。

関連ページ

このカードで対策できる主なデッキとカード

  • 【ヴェルズ】
    《ヴェルス・オピオン》など
  • 【ラギア】
    《エヴォルカイザー・ラギア》
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