A・O・J ディサイシブ・アームズ

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A・O・Jアーリー・オブ・ジャスティス ディサイシブ・アームズ Ally of Justice Decisive Armor

種 類シンクロ・効果モンスターレベル2
属 性光属性種 族機械族
攻撃力3300守備力3300
【機械族/シンクロ/効果】
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
相手フィールド上に光属性モンスターが存在する場合、1ターンに1度、以下の効果から1つを選択して発動できる。●相手フィールド上にセットされたカード1枚を選択して破壊する。●手札を1枚墓地へ送る事で、相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊する。●自分の手札を全て墓地へ送る事で、相手の手札を確認してその中から光属性モンスターを全て墓地へ送る。その後、この効果で墓地へ送ったモンスターの攻撃力の合計分のダメージを相手ライフに与える。
初 出 2009年7月1日 DUEL TERMINAL -疾風のドラグニティ!!-(DT06)

 相手フィールドに光属性モンスターが存在する場合に、3種類の効果の中から1つを選択して発動できる起動効果を持つ『A・O・J』のシンクロモンスター。

 3種類の効果の内訳は以下の通り。

コスト効果
相手のセットカード1枚を破壊
手札1枚相手の魔法・罠カードを全て破壊
手札全てピーピング + 手札の光属性を全てハンデス + バーン

 1つ目は、相手のセットカード1枚を破壊する効果。
 3種類の効果の中で、唯一コストを必要としない効果であり、気軽に発動できる。
 但し、このカードのシンクロ召喚を行うために、シンクロ素材として3体のモンスターを消費していることを考えると、そうして場に出したモンスターの効果としてはリターンの低さが目立つ。

 2つ目は、相手の魔法・罠カードを全て破壊する効果。
 コストとして手札を1枚墓地へ送る必要があるが、手札1枚を《ハーピィの羽根帚》に変換できていると考えると、無難に強力な効果であるといえる。

 3つ目は、手札を全て墓地へ送ることで、相手の手札を確認し、光属性のモンスターを全て墓地へ送り、その総攻撃力と等しいダメージを相手に与える効果。
 このカード自身の攻撃力が高いことから、バーン効果と合わせてゲームを終わらせることのできるポテンシャルを持つが、一方で相手の手札内容に大きく依存する点がネックである。
 最悪の場合、相手の手札を確認しただけで処理が終わってしまう可能性も考えられる。
 幸い、手札を墓地へ送る前に魔法・罠をセットしておくなどして、コストによるディスアドバンテージの軽減はできるが、手札誘発がないことが確定してしまうなどのリスクは生じる。

 いずれにせよ、そもそも相手のフィールドに光属性モンスターが存在しなければ効果を発動することすらできない。
 このカードは、光属性に対するメタとしての役割の他に、縛りのないレベル10シンクロモンスターであることと、その打点の高さに価値を見出だせる場合に採用するのが良い。
 攻撃力3300というラインは、《暗黒界の門》が適用された状態の《暗黒界の龍神 グラファ》や、除去を回避した《TG ワンダー・マジシャン》の効果で出てきた《XX-セイバー ガトムズ》さえ上から倒すことができる。

 【代行天使】などに対して使用する場合には、《朱光の宣告者》の存在は警戒したい。

 《冥府の使者ゴーズ》が出てきた場合に、「冥府の使者カイエントークン」が光属性であることから、このカードの効果を発動できるようになるが、相手のフィールドに生成された攻撃力3300のトークンに干渉できる効果は内蔵していない。

補足

  • 効果は、起動効果。
  • 相手のモンスターゾーンに光属性モンスターが表側表示で1体以上存在する場合に発動できる。
  • 効果発動時に、3つの中からどの効果を発動するか選択する。
  • 「手札を1枚墓地へ送る」「自分の手札を全て墓地へ送る」は、コストである。
  • 「相手の手札を確認してその中から光属性モンスターを全て墓地へ送る」処理と、「この効果で墓地へ送ったモンスターの攻撃力の合計分のダメージを相手ライフに与える」処理は同時に行われる扱いではない。
  • 効果処理時に、相手フィールドに表側表示の光属性モンスターが存在しなくなった場合でも、処理は行われる。
  • 相手の手札に存在し、自分の墓地に送られる光属性モンスターの攻撃力も、相手ライフに与えるダメージに加算される。

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