ドッペルゲンガー Greenkappa

種 類 | リバース・効果モンスター | レベル | 3 | |||
属 性 | 闇属性 | 種 族 | 戦士族 | |||
攻撃力 | 650 | 守備力 | 900 | |||
【戦士族/リバース/効果】 リバース:フィールド上にセットされた魔法・罠カード2枚を選択して破壊する。 | ||||||
初 出 1999年12月1日 BOOSTER6 |
リバース時に、フィールドにセットされた魔法・罠カード2枚を強制で破壊する誘発効果を持つモンスター。
伏せカードが1枚しか存在しない場合には発動できず、既に表側表示であったりこの効果にチェーンして表側表示になった魔法・罠カードは破壊できないなどのデメリットもあるが、2枚の伏せカードを破壊できる効果は単純にアドバンテージの獲得に長けており優秀である。
リバース効果であることから、ダメージステップに発動できればこの効果を回避する手段が限られるため、除去性能が高くまた奇襲性にも優れる。加えて《スターライト・ロード》にも対応されない。
他に魔法・罠カードを破壊できる手段としては、《ライトロード・ハンター ライコウ》《魔導戦士 ブレイカー》などが存在する。
《ライトロード・ハンター ライコウ》とは、対象に取れるカードの枚数や墓地利用の頻度が低いデッキにおいて自分のデッキを削らない点で優るが、破壊できる範囲が限られる点では劣る。
《魔導戦士 ブレイカー》とは、先述のリバース効果であることによるメリットで優るが、それゆえ即効性では劣る。
相手の伏せが少ない状況でこのカードをセットする場合、自分の魔法・罠カードを破壊さざるを得なくなる可能性を考えると、魔法・罠カードを伏せ難い一方で相手ターンの守りが手薄になるジレンマに陥る。
基本的には、相手のデッキに応じてサイドから投入されるメタカードである。
《ライトロード・ハンター ライコウ》の墓地肥やし効果をうまく活用できず、代わりに《スノーマンイーター》などを採用しているデッキにおいて、罠型のデッキに対して魔法・罠カードを破壊する手段として採用が検討できる。
戦士族であり《増援》に対応しているが、相手に存在がバレてしまう欠点は致命的である。
但し、分かってはいても回避しようがないという状況も起こり得るため、場合によってはサーチできる点を活かしてみるのも手か。
補足
- フィールドで発動する誘発効果。
- 対象を取る効果。
- 必ず2枚を選択する(フィールドにセットされた魔法・罠カードが1枚以下の場合には効果処理は適用されない)。
- 強制効果(フィールドにセットされた魔法・罠カードが1枚以下でも発動するが、選択する対象が存在しないため効果処理は適用されない)。
- ダメージステップでも発動する。
- 対象となった2枚のカードの内、1枚が効果処理時に表側表示になっている場合、そのカードは破壊されない(残りのセットカードは破壊される)。
このカードで対策できる主なカードやデッキ
- 【兎ラギア】
- 【ヴェルズ】
- 【ガジェット】
- 【ヒーロービート】
- 【メタビート】
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