エンシェント・ホーリー・ワイバーン Ancient Sacred Wyvern

種 類 | シンクロ・効果モンスター | レベル | 7 | |||
属 性 | 光属性 | 種 族 | 天使族 | |||
攻撃力 | 2100 | 守備力 | 2000 | |||
【天使族/シンクロ/効果】 光属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上 自分のライフポイントが相手より多い場合、このカードの攻撃力はその差の数値分アップする。自分のライフポイントが相手より少ない場合、このカードの攻撃力はその差の数値分ダウンする。また、このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、1000ライフポイントを払う事でこのカードを墓地から特殊召喚する。 | ||||||
初 出 2009年4月18日 ANCIENT PROPHECY(ANPR) |
自分のライフが相手より優勢な場合にその差分だけ自身の攻撃力を強化、あるいは劣勢な場合に弱体化する永続効果、戦闘破壊された時にライフコストを支払い自己蘇生する誘発効果を持つシンクロモンスター。
ここでは便宜上、攻撃力が増減する効果を①、戦闘破壊された時に自己蘇生する効果を②とする。
①は、お互いのライフ差によって攻撃力が変動するため、劣勢時の活躍は期待できない。
一方で、優勢の場合には高い攻撃力が期待できることから、このカードの主な役割はゲームの比較的早い段階におけるワンキルの成立である。
初期ライフ8000をお互いに維持している場合、このカードが攻撃を行う前に相手のライフポイントを2950削れていれば、このカードの攻撃力は5050となり、その攻撃で相手のライフを0にすることができる。
このカードがワンキルに寄与するパターンとして、例えば以下のようなものがある。
場:《魔轟神レイヴン》《暗黒界の尖兵 ベージ》《暗黒界の門》
墓地:《暗黒界の龍神 グラファ》
- 《暗黒界の尖兵 ベージ》を手札に戻して《暗黒界の龍神 グラファ》を墓地から特殊召喚する
- 《魔轟神レイヴン》の効果で、手札に戻した《暗黒界の尖兵 ベージ》を捨てて、レベルを3にする
- 捨てられた《暗黒界の尖兵 ベージ》の効果で自身が特殊召喚される
- 《魔轟神レイヴン》と《暗黒界の尖兵 ベージ》をシンクロ素材に、《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》をシンクロ召喚する
- 攻撃力3000の《暗黒界の龍神 グラファ》でダイレクトアタックする
- 攻撃力が5100に上昇した《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》でダイレクトアタックする
これで合計8100ダメージを与えることができるため、ワンキル成立となる。
場:《神秘の代行者 アース》《創造の代行者 ヴィーナス》
- 《創造の代行者 ヴィーナス》の効果で《神聖なる球体》3体を特殊召喚する
- 《神聖なる球体》2体をエクシーズ素材に、《ダイガスタ・フェニクス》をエクシーズ召喚する
- 《神秘の代行者 アース》《創造の代行者 ヴィーナス》《神聖なる球体》をシンクロ素材に、《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》をシンクロ召喚する
- 《ダイガスタ・フェニクス》の効果で、自身を選択する
- 《ダイガスタ・フェニクス》で2回ダイレクトアタックする
- 攻撃力が5100に上昇した《エンシェント・ホーリー・ワイバーン》でダイレクトアタックする
こちらも同様に、合計8100ダメージでのワンキルが成立する。
このように、隙があればワンキルへと向かうことができる手軽さが、15枚という限られた枠の中で、このカードを採用する最大のメリットであるといえる。
②は、ライフコストと①の効果との相性は悪いものの、いくら攻撃力が下がろうとも再びライフ差が逆転すれば高い攻撃力を取り戻すことができることから、効果自体は非常に強力で厄介なものである。
また、攻撃力は捨てて、繰り返し蘇生する守備力2000の壁として運用することもできる。
補足
- 自身の強化・弱体化は永続効果。
- ライフ差が変動した場合、このカードの攻撃力もただちに変化する。
「このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、1000ライフポイントを払う事でこのカードを墓地から特殊召喚する」効果に関する補足
- 効果は墓地にて発動する誘発効果。
- 自身が戦闘によって破壊され墓地へ送られたダメージステップ終了時に、任意で発動する。
- 1000ライフポイントを支払うのは、コストである。
このカードを使用するデッキ
- 【暗黒界】
- 【代行天使】
- 【TG代行天使】
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