バトルフェーダー Battle Fader

種 類 | 効果モンスター | レベル | 1 | |||
属 性 | 闇属性 | 種 族 | 悪魔族 | |||
攻撃力 | 0 | 守備力 | 0 | |||
【悪魔族/効果】 ①:相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、バトルフェイズを終了する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。 | ||||||
初 出 2009年11月14日 ABSOLUTE POWERFORCE(ABPF) |
フィールドから離れた場合に除外されるが、相手の直接攻撃宣言時に自身を手札から特殊召喚してバトルフェイズを終了する誘発効果を持つモンスター。
相手の直接攻撃宣言時に自身を特殊召喚しバトルフェイズを終了させることで、1ターンの猶予を稼ぎつつ自分の場にレベル1のモンスターを用意できる。
《神の警告》《王宮の弾圧》など一部の限られた手段によって無効化されてしまう可能性もあるが、《和睦の使者》《威嚇する咆哮》といった類似カードと違い、手札から発動できるため奇襲性に優れる。
加えて自身を特殊召喚できることから、枚数上のアドバンテージの損失もない。
似た効果を持つモンスターに《速攻のかかし》《ゼロ・ガードナー》などが存在する。
《速攻のかかし》は「手札から捨てて発動」する効果であるため、無効化されるリスクがより一層少ない。また、《フォッシル・ダイナ パキケファロ》《虚無空間》などの特殊召喚が行えない状況でも効果を発動できる。
《ゼロ・ガードナー》は召喚権を消費しなければならないが、直接攻撃だけでなく自分の場のモンスターを戦闘破壊から守ることもできるため、対応できる範囲が広い。加えて、蘇生カードで使い回しができる点でも優るか。
そうした理由から、相手の攻撃を防ぎながら自分の場にモンスターを用意できる効果と相性の良いデッキで採用したい。
「相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、バトルフェイズを終了する」効果は手札で発動する一連の処理であり、《スキルドレイン》のような「フィールドの表側表示モンスターの効果を無効化する」効果では無効にならない。※1
補足
- 手札で発動できる誘発効果。
- 除外される効果はチェーンブロックを作らない。
- 処理時に、「このカードを手札から特殊召喚する」処理を行い、特殊召喚に成功した場合に、「バトルフェイズを終了する」処理を行う。※2
- この効果で特殊召喚したこのカードは、モンスターゾーンに表側表示で存在する限り、「フィールドから離れた場合に除外される」状態になる。
- 特殊召喚とバトルフェイズを終了する処理は同時には行われない。
- 「バトルフェイズを終了する」処理が行われた場合、エンドステップに移る。
Q&A
- 直接攻撃宣言時に《バトルフェーダー》の効果を発動されたとします。その効果にチェーンして《マインドクラッシュ》を発動し、《バトルフェーダー》を宣言した場合、どうなりますか?
-
その場合、効果処理時に《バトルフェーダー》が手札に存在せず特殊召喚が行えないので、バトルフェイズを終了する効果は適用されません。
- 《フォッシル・ダイナ パキケファロ》の効果が適用されているとします。《バトルフェイズ》を発動できますか?
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いいえ、できません。
- 《スキルドレイン》が適用されているとします。《バトルフェーダー》の効果を発動した場合、どうなりますか?
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《バトルフェーダー》の特殊召喚とバトルフェイズを終了させる効果は一連の処理であり、《スキルドレイン》では無効になりません。
- 直接攻撃宣言時に発動した《バトルフェーダー》の効果と同一チェーン上で、別の《バトルフェーダー》の効果を発動できますか?
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いいえ、できません。
- ――では、直接攻撃宣言時、それがこのバトルフェイズ中に2回目の直接攻撃だった場合に、《血涙のオーガ》と《バトルフェーダー》を同一チェーン上で発動できますか?
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いいえ、どちらか1枚だけしか発動できません。
- バトルステップで巻き戻しが発生したことで、直接攻撃が選択された場合、《バトルフェーダー》を発動できますか?
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いいえ、戦闘の巻き戻しが発生して直接攻撃を行う場合、攻撃宣言時ではないので《バトルフェーダー》の効果を発動することはできません。
- 自身の効果で特殊召喚した《バトルフェーダー》を《サクリファイス》の効果によって装備カードにされた場合、その《バトルフェーダー》がフィールドを離れる際、除外されますか?
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はい、されます。
このカードを使用するデッキ
- 【終焉のカウントダウン】
- 【征竜】
- 【バーン】
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