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凡人の施し Common Charity

種 類 | 通常罠 | |||||
デッキからカードを2枚ドローし、その後手札の通常モンスター1体をゲームから除外する。手札に通常モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る。 | ||||||
初 出 2007年5月12日 TACTICAL EVOLUTION(TAEV) |
2枚ドローし、手札の通常モンスター1体をゲームから除外するか、存在しない場合は手札を全て墓地へ送る効果を持つ通常罠。
通常モンスター専用の手札交換カード。
《闇の誘惑》同様に、手札に捨てるカードがなくても発動できるが、引けなかった場合に手札を全て失う。また、手札の通常モンスターを除外するタイミング上、このカードの発動や効果を無効にされても1:1交換で済む。
但し、多くの手札交換カードと異なり罠カードであることがネックで、1ターン目を含むこのカードを引いたターンに即座に発動することができない。
《D・D・R》《虚空海竜リヴァイエール》のような除外を利用できるカードと組み合わせるのも良い。
なお、除外できない状況ではこのカードを発動できないが、効果処理時に除外できない場合は、手札の通常モンスターを相手に見せるだけに留まる。
《ジェネクス・ウンディーネ》でサーチした《ジェネクス・コントローラー》を、このカードで「手札から除外する通常モンスター」に充てることで、見かけ上の枚数アドバンテージを獲得したに過ぎなかった《ジェネクス・コントローラー》を確たるアドバンテージに変換できる。
実際、2012年7月21日~【水精鱗】では、前述のギミックを採用した構築も多い。
なお、《ジェネクス・コントローラー》の処理だけを目的に採用する場合、このカードの発動にチェーンして《マインドクラッシュ》を発動された場合に、手札を全て失う羽目になる点は留意しておきたい。
補足
- デッキが1枚以下の場合には発動できない。
- 対象を取らない。
- ダメージステップでは発動できない。
- 「デッキからカードを2枚ドローし」の処理と、「その後手札の通常モンスター1体をゲームから除外する」処理は同時に行われる扱いではない。
- 「その後手札の通常モンスター1体をゲームから除外する」処理を行う際に、自分の手札に通常モンスターが無い場合に、「手札に通常モンスターが無い場合、手札を全て墓地へ送る」処理を行う。
Q&A
- 《王宮の鉄壁》が適用されているとします。《凡人の施し》を発動できますか?
-
いいえ、できません。
- ――では、《凡人の施し》の発動にチェーンして《王宮の鉄壁》を発動した場合は、どうなりますか?
-
その場合、手札に通常モンスターが存在するのであれば、相手プレイヤーに通常モンスターが存在する事を確認させるのみで、効果処理を終えます。
手札に通常モンスターが存在しない場合は、通常通り「手札を全て墓地へ送る」処理を行います。
関連ページ
- 《馬の骨の対価》
- 《凡骨の意地》
このカードを使用するデッキ
- 【水精鱗】
- 【海皇水精鱗】
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