俊足のギラザウルス

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俊足しゅんそくのギラザウルス Gilasaurus

種 類効果モンスターレベル3
属 性地属性種 族恐竜族
攻撃力1400守備力400
【恐竜族/効果】
①:このカードは手札から特殊召喚できる。②:このカードの①の方法で特殊召喚に成功した場合に発動する。相手は自身の墓地のモンスター1体を選んで特殊召喚できる。
初 出 2001年7月12日 Labyrinth of Nightmare -悪夢の迷宮-(LN)

【恐竜族/効果】
このモンスターの召喚を特殊召喚扱いにする事ができる。特殊召喚扱いにした場合、相手の墓地から相手はモンスター1体を特殊召喚する事ができる。

 手札から特殊召喚できる分類されない効果、この方法で特殊召喚した成功時に相手は自身の墓地のモンスター1体を蘇生できる誘発効果を持つモンスター。

 ①は、手札の自身を特殊召喚する効果。
 これ自体はコスト・デメリット・制限などが一切存在しない純粋な特殊召喚で、リリース素材・シンクロ素材・エクシーズ素材などさまざまな用途において使い道がある。
 但し②のデメリットまで加味してしまうと、あえてこのカードを採用する理由は希薄となる。

 ②は、①の特殊召喚成功時に強制発動するデメリット効果。
 相手は自身の墓地限定の《死者蘇生》の効果を適用できるようなもので、デメリットとしてはあまりに重い一方で、相手の墓地にモンスターが存在しなければこのデメリットはないも同然である。
 特に先攻1ターン目ではこのデメリットを考慮することなく特殊召喚でき、《化石調査》2017年2月25日~《魂喰いオヴィラプター》などのサーチ対象であることから、再現性を高めることは可能。
 あらかじめ《王家の眠る谷-ネクロバレー》が適用されている、あるいは《次元の裂け目》などでモンスターが墓地へ送られない状況を作ればこのデメリットは無視できる他、②の発動にチェーンして《虚無空間》を発動したり、《リビングデッドの呼び声》などで《フォッシル・ダイナ パキケファロ》のような特殊召喚を封じるモンスターを特殊召喚することでも、デメリットの踏み倒しが可能。

 先攻1ターン目であれば実質デメリットなしでレベル3モンスターを特殊召喚できることから、2011年11月19日~【ゼンマイハンデス】では《発条空母ゼンマイティ》のエクシーズ素材として活躍した。

~2010年10月8日

 1回目のエラッタがなされる前までは、表側攻撃表示でのみ特殊召喚できた。

~2011年8月12日

 2回目のエラッタがなされる前までは、②は相手が誘発効果を発動させるか否かを選べる(現在は、誘発効果が強制発動してから相手が蘇生するか否か選べる)ことができ、蘇生しない場合には誘発効果の発動自体がされなかった。
 そのため、相手は《死霊騎士デスカリバー・ナイト》《光と闇の竜》などの強制発動する誘発即時効果を反応させないこともできた。

補足

  • 相手の墓地にモンスターが存在しなくても発動できる。

①の効果に関する補足

  • 起動効果・誘発効果・誘発即時効果・永続効果のいずれにも分類されない効果。

①の効果に関する補足

  • フィールドで発動する誘発効果。
  • 強制効果。
  • 対象を取らない。
  • 効果処理時に、相手プレイヤーは自身の墓地からモンスターを特殊召喚するかどうか選ぶことができる。

Q&A

相手はこのターン《スケープゴート》を発動しているとします。《俊足のギラザウルス》を①の効果で特殊召喚した場合どうなりますか?

相手は「このカードを発動するターン、自分はこのカードの効果以外ではモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない」状態であるため、《俊足のギラザウルス》の効果で墓地のモンスターを特殊召喚することはできません。

このカードを使用するデッキ

  • 【ゼンマイハンデス】
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