暗黒界の龍神 グラファ Grapha, Dragon Lord of Dark World

種 類 | 効果モンスター | レベル | 8 | |||
属 性 | 闇属性 | 種 族 | 悪魔族 | |||
攻撃力 | 2700 | 守備力 | 1800 | |||
【悪魔族/効果】 ①:このカードは「暗黒界の龍神 グラファ」以外の自分フィールドの「暗黒界」モンスター1体を持ち主の手札に戻し、墓地から特殊召喚できる。②:このカードが効果で手札から墓地へ捨てられた場合、相手フィールドのカード1枚を対象として発動する。その相手のカードを破壊する。相手の効果で捨てられた場合、さらに相手の手札をランダムに1枚選んで確認する。それがモンスターだった場合、そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚できる。 | ||||||
初 出 2011年6月18日 ストラクチャーデッキ-デビルズ・ゲート-(SD21) |
同名以外のフィールドの『暗黒界』モンスター1体を手札に戻し、自身を墓地から特殊召喚する分類されない効果、効果で手札から墓地へ捨てたれた場合に、相手フィールドのカード1枚を破壊する誘発効果(相手の効果で捨てられた場合には、更に相手の手札1枚を確認し、モンスターなら自分のフィールドに特殊召喚できる処理が追加される)を持つ『暗黒界』モンスター。
①は、フィールドの『暗黒界』モンスターを手札に戻して自己蘇生する効果。
通常召喚権から2700打点を用意できるだけでなく、《暗黒界の尖兵 ベージ》の「効果で手札から墓地へ捨てられた場合」効果を用いることで、召喚権を消費することなく特殊召喚することも可能。
また、《死者蘇生》などの蘇生カードで、《暗黒界の龍神 グラファ》以外の『暗黒界』モンスターを蘇生することで、それを手札に加えながらこのカードを特殊召喚できる。
こうして手札に加えた『暗黒界』モンスターは、再び「効果で手札から墓地へ捨てられた場合」効果の発動を狙うことで、更なるアドバンテージが稼げる。
特殊召喚を《王宮の弾圧》《神の警告》などで無効にされた場合でも、自分フィールドの『暗黒界』モンスターは手札に戻る。
②は、『暗黒界』モンスター共通のトリガーによって発動する、相手フィールドのカードを破壊する効果。
汎用性が高く、相手の伏せカードを破壊することで、①の特殊召喚を妨害するカードをあらかじめ取り除ける可能性もある。
攻撃力が高くフィールドに出すことも容易であることから、《魔のデッキ破壊ウイルス》《闇のデッキ破壊ウイルス》のコストに適している。
補足
①の効果に関する補足
- (起動効果・誘発効果・誘発即時効果・永続効果のいずれにも)分類されない効果で、チェーンブロックを作らない。
- 表側表示の『暗黒界』モンスターしか手札に戻せない。
- 手札に戻す処理は、自身を特殊召喚するための手順であり、コストや効果処理ではない。
- 元々の持ち主が相手である『暗黒界』モンスターを相手の手札に戻して、特殊召喚できる。
②の効果に関する補足
- 誘発効果。
- 墓地で発動する効果であり、必ず発動する。
- ダメージステップでも発動する。
- 処理時に、「相手のカードを破壊する」処理を行う。追加効果が発動する場合には、その後、「相手の手札をランダムに1枚選んで確認する」処理を行い、それがモンスターの場合には、「自分フィールドに特殊召喚できる」処理を行う(破壊と手札確認の処理は同時ではない)。
- 相手によって捨てられた場合、「相手のカードを破壊する」の対象に選択したカードが存在しなくなり破壊出来なかった場合、ランダムに手札を確認する処理は行われない。
- 手札確認は強制、特殊召喚は任意。
- 確認したモンスターが特殊召喚できないモンスターであった場合、特殊召喚する処理は行われず、相手の手札に残る。
- 相手によって捨てられた場合、「相手のカードを破壊する」効果に《神の警告》《王宮の弾圧》などを発動できる。但し、自分で捨てた場合には発動できない。
Q&A
- 《王家の眠る谷-ネクロバレー》が適用されているとします。《暗黒界の龍神 グラファ》の①の効果による特殊召喚はできますか?
-
いいえ、できません。
墓地の自身を特殊召喚する効果であるため、「墓地のカードへ及ぶ効果」と見做されます。 - 《冥界の魔王 ハ・デス》によって戦闘破壊された《暗黒界の龍神 グラファ》の①の効果による特殊召喚はできますか?
-
いいえ、できません。
関連ページ
- 『暗黒界』
このカードを使用するデッキ
- 【暗黒界】
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