オネスト

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オネスト Honest

種 類効果モンスターレベル4
属 性光属性種 族天使族
攻撃力1100守備力1900
【天使族/効果】
①:自分メインフェイズに発動できる。フィールドの表側表示のこのカードを手札に戻す。
②:自分の光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
初 出 2008年2月23日 LIGHT OF DESTRUCTION(LODT)
制 限 11/03/01~14/01/31 準制限 10/03/01~11/02/28・14/02/01~15/09/30

【天使族/効果】
自分のメインフェイズ時に、フィールド上に表側表示で存在するこのカードを手札に戻す事ができる。また、自分フィールド上の光属性モンスターが戦闘を行うダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、エンドフェイズ時までそのモンスターの攻撃力は、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力の数値分アップする。

 自分メインフェイズにフィールドの表側表示の自身をバウンスする起動効果、このカードを手札コストに戦闘を行う自分の光属性モンスターの攻撃力をバトル相手の攻撃力分アップする誘発即時効果を持つモンスター。

 ①は、フィールドのこのカードを手札に戻す効果。
 小型モンスターの戦闘破壊やダイレクトアタック、守備力1900を活かして壁として使うなどした後に、②の効果のために手札に回収することができる。
 但し、その場合にこのカードの強みの一つである奇襲性は失われる。
 この効果は発動回数に制限がないため、《光と闇の竜》の攻撃力を下げ切った上で自身を手札に戻すことが可能で、あるいはそのままこのカードで戦闘破壊もできる。また、《アテナ》と《血の代償》を揃えることで《アテナ》のバーンダメージで相手ライフを削り切るコンボも存在する。

 ②は、光属性モンスターの攻撃力を、戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップさせる効果。
 守備表示にモンスターに対しても発動できるため、攻撃宣言時に攻撃力が相手の守備力に負けていたとしても、その守備表示モンスターの攻撃力次第では、このカードの効果で戦闘破壊できる。また、守備貫通効果を持つモンスターのダメージ量を上げることもできる。
 攻撃力の上昇はエンドフェイズまで続くため、1ターンに複数回攻撃できるモンスターなどと相性が良い。
 攻撃する場合・される場合ともに発動できるが、攻撃力が負けている光属性モンスターで攻撃するとなると、このカードの存在を読まれ易い。

~2014年3月20日(マスタールール2)

 ダメージ計算時でも発動できる。
 《収縮》《禁じられた聖槍》などのステータス増減カードはダメージステップでも発動できるが、このカードの効果は、それらのカードより更に後出しできる。
 これにより、奇襲性に優れ、他のステータス増減カードによって妨害され難く、先出しで発動したステータス増減カードを実質的に無駄打ちさせられる。

 ダメージステップのダメージ計算前にはチェーンブロックを複数回に分けて組むことができるが、ダメージ計算時にはチェーンブロックを1度しか組めないため、逆順処理の関係でダメージ計算時に先に《オネスト》を発動したプレイヤーのモンスターが戦闘に勝てる。
 自分のモンスターの方が攻撃力が優っている場合でも、状況次第では優先権で先に《オネスト》を使っておくのも一つの手である。
 なお、誤ってダメージ計算前に発動してしまうと、処理後やダメージ計算時に相手に《オネスト》を発動された場合に、上昇した攻撃力分、相手モンスターの攻撃力が上昇してしまう。

 このように、ダメージ計算前・ダメージ計算時の2つの発動タイミングが存在することから、自衛のためにも発動タイミングを正しく宣言する必要がある。

2014年3月21日~(マスタールール3)

 ダメージステップ開始時またはダメージ計算前に発動でき、いずれの場合もチェーンブロックを複数回に分けて組むことができる。
 そのため、お互いに《オネスト》を持っている場合には、後出しが有利となる。

補足

①の効果に関する補足。

  • モンスターゾーンで発動できる起動効果。
  • 対象を取らない。

②の効果に関する補足。

  • 手札で発動できる誘発即時効果。
  • 対象を取らない。
  • 攻撃力0のモンスターとの戦闘では発動できない。
  • 自分の光属性モンスターが攻撃する場合でも、攻撃される場合でも発動できる。
  • 戦闘を行う相手モンスターの処理時の攻撃力分アップする。

Q&A

手札に《オネスト》が2枚あります。同一のダメージステップで、これらのカードの効果を複数回発動することは可能ですか?

はい、可能です。

元々の持ち主が相手の《オネスト》が自分フィールドに存在するとします。その《オネスト》の①の効果を発動できますか?

はい、使えます。
その場合、元々の持ち主の手札に戻ります。

《次元の裂け目》が適用されているとします。《オネスト》の②の効果を発動できますか?

いいえ、できません。

このカードを使用するデッキ

  • 【代行天使】
  • 【ライトロード】
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