レベル・スティーラー

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レベル・スティーラー Level Eater

種 類効果モンスターレベル1
属 性闇属性種 族昆虫族
攻撃力600守備力0
【昆虫族/効果】
①:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、アドバンス召喚以外のためにはリリースできない。②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのレベル5以上のモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターのレベルを1つ下げ、このカードを墓地から特殊召喚する。
初 出 2009年7月18日 STARDUST OVERDRIVE(SOVR)
禁 止 2016/10/01~

 自身をアドバンス召喚以外のリリースに使用できない永続効果、自分フィールドのレベル5以上のモンスターのレベルを1つ下げて自己蘇生する起動効果を持つモンスター。

 ①は、アドバンス召喚以外のリリースを制限する効果。
 ②による自己蘇生を利用して《マスドライバー》《キャノン・ソルジャー》などで射出することはできない。
 コストとしてリリースすることはできないが、シンクロ・エクシーズ召喚は自由に行える。

 ②は、モンスターのレベルを下げることで自己蘇生する効果。
 条件は「レベル5以上のモンスターのレベルを1下げる」だけでよく、ターン1制限や「フィールドを離れた場合に除外される」といったデメリットもなく、繰り返しの蘇生が容易である。

 このカードを自己蘇生しても、フィールドのレベルの合計に変化はないため、非チューナーモンスターの数を水増しできる。
 例えば、《グローアップ・バルブ》と《スクラップ・ドラゴン》が存在している状況でこのカードを自己蘇生すれば、本来であれば不可能だった《氷結界の龍 トリシューラ》をシンクロ召喚することができるようになる。
 その他、このカードの活用方法には以下のようなものが挙げられる。

  • クイック・シンクロン》のような特殊召喚できるレベル5以上のチューナーモンスターと合わせて、そのままシンクロ召喚する。
  • 《THE トリッキー》などの特殊召喚できるレベル5以上のモンスターと合わせて、最上級モンスターをアドバンス召喚する。
  • スクラップ・ドラゴン》の効果を、実質的な消費なしに発動できる。
  • リソースの消費なしに《光と闇の竜》の弱体化や《死霊騎士デスカリバー・ナイト》を強制除去できる。
  • TG ワンダー・マジシャン》といった上級シンクロチューナーをシンクロ召喚し、それを対象に自己蘇生することで更なるシンクロ召喚を行う(そのシンクロチューナーが指定するシンクロ素材次第では、同名カードを連打できる)。

補足

①の効果に関する補足。

  • 永続効果。
  • このカードが裏側表示や手札に存在する場合には、カードの効果を発動する際のリリースなどに使用できる。

②の効果に関する補足。

  • 墓地にて発動する起動効果。
  • 対象を取る。
  • 対象のモンスターのレベルを1つ下げる処理と、自身を墓地から特殊召喚する処理は同時に行われる扱い。
  • 処理時に、対象のモンスターがレベル2~4になっていた場合は特殊召喚される。
  • 処理時に、対象のモンスターがレベル1になっていた場合は特殊召喚が適用されない。
  • 処理時に、このカードが墓地に存在せず、特殊召喚されない場合でも対象のモンスターのレベルは下がる。
  • 効果を受けないモンスターを対象に発動できるが、レベルを下げられないため、特殊召喚できない。

Q&A

スキルドレイン》が適用されているとします。《レベル・スティーラー》をアドバンス召喚以外のリリースに使用できますか?

はい、できます。

《トラゴエディア》を対象に《レベル・スティーラー》を特殊召喚しました。その後、《トラゴエディア》の④の効果でレベルが変化した場合、どうなりますか?

変化したレベルになります。

――では、エンドフェイズに変化したレベルが戻った場合、どうなりますか?

《トラゴエディア》の本来のレベルに戻ります。

――では、自身の④の効果でレベルが変化した後に、その《トラゴエディア》を対象に《レベル・スティーラー》を特殊召喚した場合、エンドフェイズにその《トラゴエディア》のレベルはどうなりますか?

《トラゴエディア》の本来のレベルから1つ下がった状態になります。

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