マスター・ヒュペリオン

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マスター・ヒュペリオン Master Hyperion

種 類効果モンスターレベル8
属 性光属性種 族天使族
攻撃力2700守備力2100
【天使族/効果】
①:このカードは自分の手札・フィールド・墓地の「代行者」モンスター1体を除外し、手札から特殊召喚できる。②:1ターンに1度、自分の墓地から天使族・光属性モンスター1体を除外し、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。フィールドに「天空の聖域」が存在する場合、この効果は1ターンに2度まで使用できる。
初 出 2010年12月11日 ストラクチャーデッキ-ロスト・サンクチュアリ-(SD20)

 自分の手札・フィールド・墓地の『代行者』モンスター1体を除外し、手札から特殊召喚できる分類されない効果、自分の墓地の光属性・天使族モンスター1体を除外し、フィールドのカード1枚を破壊する起動効果(フィールドに《天空の聖域》があれば1ターンに2度まで使用できるようになる)を持つモンスター。

 ①は、『代行者』モンスターを除外することで、自身を特殊召喚する効果。
 『代行者』モンスターを1体除外するだけで、攻撃力2700の除去効果持ちモンスターを特殊召喚でき、範囲も「手札・フィールド・墓地」と非常に広い。
 特に、墓地から除外すればリソースの面で最も損失が少ない。

 フィールドに《天空の聖域》が存在することで、①の効果を1ターンに2度まで使用できるが、1ターンに1度発動するだけでも十分強力な効果である。
 この効果の発動回数を増やすためだけに《天空の聖域》を採用するのは、手札事故を引き起こすリスクに対して受けられるリターンが弱いため、他に「フィールドに《天空の聖域》が存在する場合」という条件を共有できるカードの有無や枚数などを基に、総合的に判断したい。

 ②は、墓地の光属性・天使族モンスターを除外することで、フィールドのカードを破壊する効果。
 墓地リソースを消費するだけでフィールドのカードを種類問わず破壊できるため、得られるアドバンテージが大きい。
 大抵の場合、除外はデメリットとなるが、光属性や天使族をサポートするカードには除外されたモンスターに干渉できる《救援光》《奇跡の光臨》なども存在する。
 また、《大天使クリスティア》を特殊召喚するための条件の調整にも役立つ。

 自身以外の効果でも特殊召喚できるため、①を《神の警告》で無効にされても《死者蘇生》などで特殊召喚できる。また、《神の居城-ヴァルハラ》で特殊召喚することも可能である。

 レベル8の光属性・天使族であることから、《トレード・イン》《天空の宝札》に対応している。

補足

  • ①は分類されない効果、②はフィールドで発動する起動効果。
  • ①の除外も②の除外もコスト。

①の効果に関する補足

  • 『代行者』の除外と特殊召喚は同時には行われない。
  • 除外する『代行者』は、手札・フィールド・墓地のいずれか1箇所から計1体である。
  • セット状態・装備状態の『代行者』は除外できない。

Q&A

《天空の聖域》が表側表示で存在するとします。《マスター・ヒュペリオン》の②の効果の2回目の発動にチェーンして、《サイクロン》で《天空の聖域》が破壊された場合、フィールドのカードを破壊できますか?

はい、効果処理時に《天空の聖域》が存在しなくなっても、破壊できます。

関連ページ

  • 『代行者』

このカードを使用するデッキ

  • 【代行天使】
  • 【TG代行天使】
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