突然変異

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突然変異メタモルフォーゼ Metamorphosis

種 類通常魔法
自分フィールド上モンスター1体を生け贄に捧げる。生け贄に捧げたモンスターのレベルと同じレベルの融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
初 出 2002年5月16日 新たなる支配者(301)
禁 止 07/09/01~ 制 限 05/09/01~07/02/28 準制限 07/03/01~07/08/31
補 足 テキストの「生け贄」とは「リリース」を意味する

 自分のモンスター1体をリリースし、そのモンスターのレベルと等しいレベルを持つ融合モンスター1体を、融合デッキから特殊召喚する効果を持つ通常魔法。

 エクストラデッキのモンスターの中でも、正規の方法で特殊召喚することが難しい場合が多い融合モンスターを、非常に緩い条件で場に出すことができる。
 但し、正規の融合召喚扱いではないため、「融合召喚でしか特殊召喚できない」融合モンスターには対応しておらず、この効果で特殊召喚した融合モンスターは蘇生制限を満たすこともない。

~2005年8月31日

 【変異カオス】では、主に《スケープゴート》で生成される「羊トークン」から《サウザンド・アイズ・サクリファイス》を特殊召喚する。
 基本的には、以下のモンスターに変換される。

Lv融合モンスターリリース対象
1《サウザンド・アイズ・サクリファイス》「羊トークン」
《キラー・スネーク》
《聖なる魔術師》
5《デス・デーモン・ドラゴン》
《魔人 ダーク・バルター》
《ナイトメアを駆る死霊》
《天空騎士パーシアス》
サイバー・ドラゴン
6《ドラゴン・ウォリアー》《人造人間-サイコ・ショッカー》
8《サイバー・ツイン・ドラゴン》《カオス・ソルジャー -開闢の使者-》

 《デス・デーモン・ドラゴン》は、「このカードを対象にする罠カードの効果を無効にし破壊する」効果により、《破壊輪》《炸裂装甲》などの罠カードに耐性を持ち、また《聖なる魔術師》《深淵の暗殺者》などのリバース効果モンスターの効果を封じることができるため、相手の伏せモンスターを気軽に触れるようになる。

 《魔人 ダーク・バルター》は、ライフコストこそ必要ではあるものの通常魔法カードであれば発動を無効できるため、非常に広い範囲で妨害が可能。また、「戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される」効果は、《デス・デーモン・ドラゴン》が対応しているリバース効果に加えて《クリッター》《キラー・スネーク》などの効果も封じることができる。

 《ドラゴン・ウォリアー》は、モンスター効果にこそ干渉できないが、《デス・デーモン・ドラゴン》の魔法カード版である「このカードを対象にする魔法カードの効果を無効にし破壊する」効果を持ち、ライフコストを支払うことで通常罠カードを無効にできる効果は、《魔人 ダーク・バルター》の罠カード版といえる性能である。

 このように、効果こそ強力ではあるが融合召喚するためにかかる労力の大きい《サウザンド・アイズ・サクリファイス》を手軽に生成できることに加え、状況に応じて他の強力な融合モンスターにも臨機応変にアクセスできる対応力の高さから、デッキの主軸として活躍する。

~2007年8月31日

 【デミスドーザー】では、《終焉の王デミス》の効果使用後に、その《終焉の王デミス》や《デビルドーザー》を《サイバー・ツイン・ドラゴン》に変換することで、《サイバー・ツイン・ドラゴン》と《終焉の王デミス》 もしくは《デビルドーザー》によるワンキル、また《終焉の王デミス》の効果を発動するためのコストとして自身のライフポイントが減っていることを利用して、条件次第では《サイバー・ツイン・ドラゴン》に《巨大化》を装備することでもワンキルができた。

  1. 《サイバー・ツイン・ドラゴン》《終焉の王デミス》
    ( 2800 * 2 ) + 2400 = 8000
  2. 《サイバー・ツイン・ドラゴン》《デビルドーザー》
    ( 2800 * 2 ) + 2800 = 8400
  3. 《サイバー・ツイン・ドラゴン》《巨大化》
    ( 2800 * 2 ) + 2800 = 8400
    ※相手のライフが7000より大きい場合には、《終焉の王デミス》の効果を複数回使用するなどして、相手とのライフポイント差を5600より広げておく必要あり

補足

  • モンスターのリリースは、コストである。
  • このカードの効果による特殊召喚は、正規の融合召喚としては扱われない。

このカードを使用するデッキ

  • 【デミスドーザー】
  • 【変異カオス】
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