N・グラン・モール Neo-Spacian Grand Mole

種 類 | 効果モンスター | レベル | 3 | |||
属 性 | 地属性 | 種 族 | 岩石族 | |||
攻撃力 | 900 | 守備力 | 300 | |||
【岩石族/効果】 ①:このカードが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に発動できる。その相手モンスターとこのカードを持ち主の手札に戻す。 | ||||||
初 出 2006年11月16日 STRIKE OF NEOS(STON) | ||||||
制 限 07/03/01~13/08/31 準制限 13/09/01~14/01/31 |
戦闘を行う自身と相手モンスターをバウンスする誘発効果を持つ『N』モンスター。
召喚権の消費と攻撃を介して、相手モンスターをバウンスできる。
破壊耐性や対象を取る効果に耐性を持つモンスターも除去でき、リバースモンスターの効果も発動しない。
また、自身もバウンスされることから、この効果を繰り返し使用できる。
エクストラモンスターやアドバンス召喚が必要なモンスターを戻すことで不利な状況を打開でき、有利な状況ではセットされたモンスターを毎ターン戻し続けることで防戦に追われている相手を追い詰めることができる。
以下は、このカードの効果が有効に働く例である。
- 《蘇りし魔王 ハ・デス》《魔人 ダーク・バルター》など
これらは、戦闘破壊される前(戦闘破壊されていないタイミング)に発動する効果であるため、無効化されない。 - 《スノーマンイーター》《カオスポッド》など
相手モンスターの確認はせずに裏側表示のままバウンスされるため、これらの効果は発動しない。 - 《異次元の女戦士》《D.D.アサイラント》など
これらはダメージ計算後に発動する効果であるため、除外されない。 - 《A・O・J カタストル》など
ダメージステップ開始時に発動する効果かつ強制効果の場合、任意効果であるこのカードより先にチェーンが組まれるため、逆順処理によって効果が処理される前にバウンスされることになり、処理は適用されない。
攻撃を介すため攻撃反応系の除去カードでも処理が間に合う。
また、《スキルドレイン》《禁じられた聖杯》などで効果を無効にする、バウンス後に《マインドクラッシュ》で宣言するなどの方法でも対処できる。
《E・HERO ネオス》とコンタクト融合することで《E・HERO グラン・ネオス》になる。
補足
- モンスターゾーンで発動できる誘発効果。
- 処理時に、相手のモンスターとこのモンスターは、同時に持ち主の手札に戻る。
- 裏側守備表示のこのカードが戦闘を行う場合、効果は発動できない(発動できるタイミングを通り過ぎた後で表側表示になる)。
Q&A
- 《N・グラン・モール》が、相手の裏側守備表示のリバースモンスターと戦闘を行う場合、そのリバース効果は発動しますか?
-
いいえ、しません。
- ――では、その相手モンスターを確認してから《N・グラン・モール》の効果を発動するか選べますか?
-
いいえ、《N・グラン・モール》の効果を発動する場合には、相手モンスターの確認はせず裏側表示のままバウンスします。
- ――では、相手モンスターが《異次元の女戦士》の場合、どうなりますか?
-
その《異次元の女戦士》の効果は発動しません。
- ――では、相手モンスターが《A・O・J カタストル》の場合、どうなりますか?
-
いずれもダメージステップ開始時に発動し、処理を行う効果となります。
この場合、どちらのモンスターが攻撃した場合でも、《A・O・J カタストル》の強制効果がチェーン1で発動し、《N・グラン・モール》の任意効果を発動する場合にはチェーン2にて発動することになります。
《N・グラン・モール》の効果を発動した場合には、逆順処理により《N・グラン・モール》自身は手札に、《A・O・J カタストル》はエクストラデッキに戻りますので、チェーン1の《A・O・J カタストル》のモンスター効果の処理は結果的に適用されません。 - ――では、相手モンスターが《蘇りし魔王 ハ・デス》の場合、どうなりますか?
-
《蘇りし魔王 ハ・デス》の効果は、戦闘破壊される前(戦闘破壊されていないタイミング)に発動する効果であるため、発動しません。
- 裏側守備表示の《N・グラン・モール》が戦闘を行う場合、効果は発動できますか?
-
いいえ、効果発動するべきタイミングを通り過ぎた後で表側表示となるため、できません。
関連ページ
- 『N』
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