目次
異次元からの帰還 Return from the Different Dimension

種 類 | 通常罠 | |||||
ライフポイントを半分払って発動できる。ゲームから除外されている自分のモンスターを可能な限り自分フィールド上に特殊召喚する。この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時にゲームから除外される。 | ||||||
初 出 2004年8月5日 PREMIUM PACK 7(PP7) | ||||||
禁 止 14/02/01~ 制 限 08/09/01~14/01/31 |
ライフポイント半分をコストに、除外されている自分のモンスターを可能な限り特殊召喚し、エンドフェイズにそれらがゲームから除外される効果を持つ通常罠。
ライフコストは大きいが、最大で5体ものモンスターを特殊召喚できることから、そのターンに決着がつく場合も少なくない。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに再び除外されてしまうが、シンクロやエクシーズ素材にするなどして容易に回避できる。
《ゾンビキャリア》《馬頭鬼》などの墓地で発動する効果を持つモンスターであれば、そのようにして墓地へ送ることで更なるアドバンテージを獲得でき、【シンクロアンデット】でそれらの再利用も兼ねて採用された。
【墓地BF】でも、《BF-大旆のヴァーユ》の効果でモンスターが多く除外されるため大量展開が狙える。
2013年2月16日~【征竜】では、『征竜』の共通効果によって除外ゾーンに任意のモンスターを用意することが可能。加えて展開時の総打点が高く、エンドフェイズに手札に戻ることから除外されるデメリットを回避できるなどのシナジーもあった。
罠カードではあるが、効果の性質上、基本的に自分のターンで使用することになる。
そのため、~2008年8月31日魔法カードで似た効果を持つ《次元融合》が優先的に採用された。
補足
- ライフポイントを半分支払うのは、コストである。
- ダメージステップでは発動できない。
- 対象を取る効果ではない。
- 効果処理時に、除外されているモンスターを可能な限り選んで特殊召喚する。
- 除外されている自分のモンスターが1体も存在しない場合や、特殊召喚できないモンスターのみが除外されている場合には、発動できない。
- エンドフェイズに再び除外される効果は、チェーンブロックを作らない。
- 裏側表示では特殊召喚できない。
- 裏側表示で除外されているモンスターは、モンスターか分からないため特殊召喚できない。
- エンドフェイズに裏側表示になっているモンスターは除外されない。
Q&A
- 《異次元からの帰還》で特殊召喚した《E・HERO ワイルドマン》は、エンドフェイズに除外されますか?
-
いいえ、されません。
- 《異次元からの帰還》で特殊召喚したモンスターに《禁じられた聖槍》を発動しました。そのモンスターはエンドフェイズに除外されますか?
-
はい、すでに「この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズ時にゲームから除外される」効果が適用されているため、除外されます。
- 《異次元からの帰還》で特殊召喚したモンスターを《亜空間物質転送装置》で除外しました。そのモンスターは《亜空間物質転送装置》の効果で戻ってきた後、《異次元からの帰還》の効果で除外されますか?
-
いいえ、されません。
- 《異次元からの帰還》で特殊召喚した機械族モンスターに《リミッター解除》の効果が適用された場合、エンドフェイズにどうなりますか?
-
タイミングが同じなので、どちらの処理を先に行うか選ぶことができます。
関連ページ
- 《次元融合》
このカードを使用するデッキ
- 【シンクロアンデット】
- 【征竜】
- 【墓地BF】
コメント