スクラップ・ドラゴン

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スクラップ・ドラゴン Scrap Dragon

種 類シンクロ・効果モンスターレベル8
属 性地属性種 族ドラゴン族
攻撃力2800守備力2000
【ドラゴン族/シンクロ/効果】
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
①:1ターンに1度、自分及び相手フィールドのカードを1枚ずつ対象として発動できる。そのカードを破壊する。②:このカードが相手によって破壊され墓地へ送られた場合、Sモンスター以外の自分の墓地の「スクラップ」モンスター1体を対象として発動する。そのモンスターを特殊召喚する。
初 出 2010年4月17日 DUELIST REVOLUTION(DREV)

 お互いのフィールドのカードを1枚ずつ破壊する起動効果、相手によって破壊され墓地へ送られた場合にシンクロ以外の『スクラップ』モンスター1体を蘇生する誘発効果を持つ『スクラップ』シンクロモンスター。

 ①は、1ターンに1度、自分・相手のカードを1枚ずつ対象に取り、破壊する効果。
 カードの種類を問わず1:1交換できるため、除去効果として優秀であり汎用性が高い。
 不要なカードをセットすることで対象を捻出しても良いが、以下のようなカードを破壊することでアドバンテージの獲得も狙える。

 最悪、単体除去版の《ブラック・ローズ・ドラゴン》のような扱いで、このカードを破壊することも可能。
 但し、裏を返せばコントロール奪取に弱いともいえる。

 ②は、相手に破壊されることで『スクラップ』モンスターを蘇生できる効果。
 戦闘・効果を問わず、タイミングを逃すこともないが、①と違って【スクラップ】以外での活用は見込めない。

 ①、②共に『スクラップ』モンスターと相性が良い効果ではあるが、シンクロ素材に指定がなく①の効果の汎用性が高いことから、【スクラップ】以外のデッキでも②を無視して広く採用される。

 【スクラップ】では、《スクラップ・キマイラ》から《スクラップ・ビースト》を蘇生することで容易にシンクロ召喚できる。
 《スクラップ・ゴーレム》でも《スクラップ・ゴブリン》を蘇生すれば出せるものの、アドバンス召喚を必要とする《スクラップ・ゴーレム》は採用率が低く、多くの場合は前者によるシンクロ召喚に頼ることとなる。

補足

①の効果に関する補足。

  • 起動効果。
  • 自分・相手のカード1枚ずつを対象に取る。
  • 自身を対象に取れる。
  • 選択したカードの片方が効果処理時に存在しなくなった場合でも、残りをカードを破壊する。
  • 効果処理時に、効果を発動したこのカードがフィールドに存在しない場合でも、選択したカードを破壊する。
  • 自分・相手のカードを破壊するのは、同時である。

①の効果に関する補足。

  • 墓地にて発動する誘発効果。
  • 強制効果。
  • シンクロモンスター以外の自分の墓地に存在する『スクラップ』モンスター1体を対象に取る。
  • 相打ちでも発動する。
  • 裏側表示で破壊された場合も発動する。
  • ダメージステップでも発動する。
  • このカードが戦闘によって破壊される場合には、ダメージステップ終了時に発動することになる。

Q&A

元々の持ち主が自分の《スクラップ・ドラゴン》のコントロールが相手に移ったとします。その《スクラップ・ドラゴン》が破壊された場合、②の効果は発動しますか?

いいえ、相手フィールドで破壊された元々の持ち主が自分である《スクラップ・ドラゴン》の②の効果は、その《スクラップ・ドラゴン》を破壊したプレイヤーに関係なく、発動しません。

自分の《スクラップ・ドラゴン》のシンクロ召喚が、相手の《神の宣告》で無効にされたとします。その《スクラップ・ドラゴン》の②の効果は発動しますか?

はい、します。

《宮廷のしきたり》が適用されているとします。《スクラップ・ドラゴン》の効果の対象に、《宮廷のしきたり》以外の永続罠カードを選択できますか?

いいえ、できません。

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