「時」と「場合」に「する」と「できる」処理

 カードの効果テキストでは、そのカードの効果を使用できるタイミングや条件等を説明するために、「~時」と「~場合」という表現と「~できる」と「~する」という表現が用いられ、こうした表現やその組み合わせによって処理の方法が異なる。

  1. 「~時」+「~できる」
    この組み合わせは「タイミングを逃す任意効果」であり、その処理や条件が満たされた直後のみ発動できる。
    そのため、チェーン2以降の効果の処理で「発動の条件が満たされた」などの理由で、「発動の条件が満たされた」後に別の処理が行われた場合には、発動するタイミングを逃す。
  2. 「~時」+「~する」
    この組み合わせは「強制効果」であり、その処理や条件を満たした場合に必ず発動する。
    そのため、チェーン2以降の効果の処理で「発動の条件が満たされた」などの理由で、「発動の条件が満たされた」後に別の処理が行われたとしても、それらの処理が終わった後で必ず発動する。
  3. 「~場合」+「~できる」
    この組み合わせは「タイミングを逃さない任意効果」であり、その処理や条件が満たされることで使用できる。
    そのため、チェーン2以降の効果の処理で「発動の条件が満たされた」などの理由で、「発動の条件が満たされた」後に別の処理が行われたとしても、それらの処理が終わった後で発動できる。
  4. 「~場合」+「~する」
    この組み合わせは「タイミングを逃さない強制効果」であり、その処理や条件が満たされることで必ず発動する。
    そのため、チェーン2以降の効果の処理で「発動の条件が満たされた」などの理由で、「発動の条件が満たされた」後に別の処理が行われたとしても、それらの処理が終わった後で必ず発動する。
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