媒介

 媒介とは、「『ウイルス』カードを発動するためのコストとしてリリースする、自分フィールドのXの闇属性モンスター(Xは各カードで定められたステータスの範囲である)」のことを意味し、原作及びアニメの「遊戯王」では媒介という言葉が用いられていることに由来する。
 これは、原作及びアニメにおける『ウイルス』カードは、条件を満たす自分の闇属性モンスターをリリースして発動するのではなく、『ウイルス』に感染したそれが戦闘破壊されることで効果が発動するためである。

 つまり「攻撃力1000以下のモンスターを媒介に」は「自分フィールドの攻撃力1000以下の闇属性モンスター1体をリリースし」に、「媒介となったモンスター」は「発動時のコストによってリリースされた自分フィールドの闇属性モンスター」とそれぞれ読み替えることができる。

 余談ではあるが、原作及びアニメで《死のデッキ破壊ウイルス》が登場した際には、こうした効果の違いから媒介としたモンスターの攻撃力が1000を超えると効果が無効になって破壊されるという弱点が存在した。
 一方で遊戯王オフィシャルカードゲームの場合は媒介をコストとしてリリースすることから、発動後にステータスの増減カードを発動しても媒介となったモンスターは既にフィールドには存在していないのでステータスを変更させることはできないが、もし墓地のモンスターのステータスを変更できたとしても、リリースした時点での攻撃力を参照するため不発となることはない。

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